石川酒造場 てぃんがーら 2002年蒸留古酒 43度 720ml

石川酒造場 てぃんがーら 2002年蒸留古酒 43度 720ml
遥か彼方より光を届ける星たちのように長い時を経て届く、 星々のきらめきのような華やかな味わい。 口当たりの滑らかな、甘みとまろやかさが特徴の琉球泡盛をお楽しみください。
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このアイテムについて

  • 「琉球泡盛」は沖縄独特のお酒です

  • 「琉球泡盛」は沖縄県で製造される蒸留酒です。

    琉球王国時代、泡盛造りは首里三箇と呼ばれる地域(現在の首里崎山町・首里赤田町・首里鳥掘町)にだけその製造を許可した官製酒であり、王府によって厳重に管理された貴重なものでした。琉球王国時代、14~16世紀前半頃は中国や東南アジア諸国との交易が盛んで交易国から様々な文化や技術がもたらされており、蒸留酒の製法もその頃に伝来したといわれています。琉球第二尚氏王朝第11代国王である尚貞王の頃に、江戸幕府への献上品として泡盛が贈られた記録も残っています。

    日本酒は粘り気がある国産の米(ジャポニカ種)を使用しますが、泡盛では、タイ米(インディカ種)を使用します。また、原料である穀物を糖化させるのに使用する麹は、一般的には黄麹や白麹が使用されますが、泡盛では黒麹を使用するのが特長です。黒麹菌は他の麹菌よりも酸度の高いクエン酸を多く育成することで醪の傷みが少なく発酵が進む手助けをしています。さらに、沖縄の水は硬水でミネラル分が多いことも微生物の働きが促進する要因となっています。黒麹菌だけを使用した酒造りを行った地域は、世界でも沖縄だけといわれており、これらの特長が、世界の蒸留酒と比べても珍しい泡盛独特の香りや味わいをうんでいます。

    また、泡盛は、一般的な焼酎に多い減圧蒸留ではなく常圧蒸留で製造するというのも大きな特長です。口当たりがまろやかでフルーティな減圧蒸留に対し、常圧蒸留では原料の特性が多く出る特長があります。同じ蒸留酒でも焼酎と異なる味わいが感じられるのが泡盛です。
  • 「古酒」は沖縄の宝

  • 泡盛の中でも、3年以上貯蔵したものを「古酒(こしゅ)」と呼びます。

    この「古酒」こそが泡盛の最大の魅力のひとつといえます。泡盛は年月をかけると熟成し、黒麹菌により発酵した米に由来するバニラ香に代表されるような香りがうまれます。また、アルコール分子を水分子が包み込むことによりアルコールの刺激が抑えらて飲み口もまろやかになります。

    日本に開国を迫ったアメリカのペリー提督は、横須賀に訪れる前に琉球王国に訪れており、その際、首里城の北殿にて泡盛を飲んだ際に「とろりとしてまろやかで甘みがあり、まるでブランデーのようだ」と評した記録が残っています。当時から古酒が楽しまれていたことをうかがい知れます。

    他のお酒でも古酒は存在しますが、樽貯蔵に代表される洋酒の古酒などは樽の香りなどがつくのに対し、泡盛の場合は成分そのものが変化して香りを醸し出すため貯蔵した後でも熟成が進みます。瓶詰めしたあとでも熟成するため沖縄では家庭でも保存して古酒を楽しむ文化があります。このように貯蔵後も熟成が進むお酒は世界でもほとんどみられず、泡盛が世界的に評価の高い年代物のウイスキーやブランデー等と肩を並べることができるほどの名酒だといわれる所以といえます。

    第二次世界大戦前は100年を超える古酒も多くあったようですが残念ながら戦禍でほとんど失われてしまいました。しかし、古酒づくりの文化は根付いており現在も年数の高い古酒が熟成保存されています。
  • 本土復帰記念泡盛「てぃんがーら」

  • 琉球泡盛「てぃんがーら」は、2002年5月15日の「本土復帰30周年」を記念した泡盛貯蔵企画としてスタートいたしました。県内全域の酒造所から6酒造所(伊是名酒造所、瑞泉酒造、久米島の久米仙、石川酒造場、忠孝酒造、入波平酒造所)に絞り、各酒造所から1銘柄ずつを限定生産貯蔵して熟成古酒にした商品です。度数は43度で、仕つぎ(新酒を注ぎ足すこと)をせず100%古酒のまま専用の定温貯蔵倉庫にて15度に保ち貯蔵管理して寝かせることで、さらに濃厚な深みのある味わいの古酒となっています。

    「てぃんがーら」とは、沖縄のことばで「天の川・銀河」のことです。当時のラベルは沖縄ならではの月桃紙で作られ、デザイン画は沖縄の版画家である名嘉睦稔作の版画「乙女の祈り」が採用されていました。復帰の記念企画として沖縄の平和への祈りも込められています。※本商品は1升瓶から4合瓶に移しかえているためラベルが当時と変更になっています。

    2002年に限定発売して以来、5年古酒になった2007年、7年古酒になった2009年、10年古酒になった2012年に限定で販売しました。店頭販売では限定数を上回る予約があった店舗もあり店頭にほとんど並ぶこともなく完売。あまりにも人気で買えなかったというお声も多数いただきました。今回の本商品は、6酒造所の中から石川酒造場のものを、2020年に1升瓶から4合瓶に移した「18年古酒」です。

    2009年に販売した際、日本ソムリエ協会認定ソムリエ・泡盛評議委員・鑑評会品質評価委員として県内外で活躍されている砂川聖子さんにテイスティングしていただき『赤子を育てるように環境を整え、きれいに大切に育てられた7年古酒。味わいは、どれも口当たりがやわらく、まろやかで優しく奥深い酒に仕上がっています。まさに「晴れの日」にふさわしい酒だといえましょう。あらゆるシチュエーションで「喜び」を演出してくれると思います。きっと、この酒を酌み交わすと、まるで首里王朝時代にタイムスリップしたかのような感覚になり、大切な客人をもてなす温かい思いや泡盛の織りなす歴史を感じることでしょう。沖縄の自然に育まれ生きていることに感謝と誇りを感じさせる偉大な酒です。ヌチグスイな酒・泡盛は、世界に誇れる古(いにしえ)の酒だと改めて実感しました。ちびりちびりとストレートやオンザロックで頂くと、壮大なドラマが広がってきそうです。』と総評をいただきました。

    また、石川酒造場の「てぃんがーら」は『餅米のふくよかな香りと、カカオ風の甘い香りが一体となって、鼻をくすぐります。苦味はあまり感じられず、すっきりとした優しい甘さが、飲んだ後もほのかに続き楽しめます。甘辛に味付けされた料理がぴったりです。』と評していただきました。

    そのときより、さらに熟成が進み、現在は、

    ○香りの特長:香り立ちやさしく、時間とともにカラメルの甘い香りが際立つ。
    ○味の特長:やわらかな甘味の中にスパイシーなアクセントがバランスよく調和。
    ○風味の特長:香ばしさを感じるが、すっと消えるおだやかな味わい。

    となっており、印象としては、カラメルの甘い香り、おだやかでやさしい味わいがどこか懐かしさを感じさせる古酒に育っています。
  • 石川酒造場の「甕仕込み」へのこだわり

  • 1949年、沖縄民生府財政部が直接運営する5ヶ所の酒造元のうち首里酒造所に勤務していた石川政次郎が首里城にほど近い那覇市首里寒川町にて創業した蔵元です(現在は西原町に移転)。

    石川酒造場のこだわりのひとつが「甕仕込み」です。この甕仕込みは多くの工程に手間がかかるため多くの酒造所ではステンレスタンクにとって代わられていますが、一石甕を使い昔ながらの甕仕込み製法を採用して職人の技術と手間隙をかけて仕込みを行っているのが特長です。石川酒造場では現在でも甕で仕込み、蒸留直後の新酒を貯蔵するのにも甕を使用しています。蒸留直後の新酒を甕に貯蔵すると新酒独特の「みーかじゃー」と呼ばれる匂いを和らげその後の熟成の手助けにもなっています。

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出品者のプロフィール

株式会社沖縄県物産公社(わしたショップ)

株式会社沖縄県物産公社(わしたショップ)

沖縄県のアンテナショップ「わしたショップ」です。沖縄物産品専門店「わしたショップ」を全国で展開。全国の百貨店で沖縄物産展を開催しています。アンテナショップならではの圧倒的な品揃えで沖縄の物産を皆様にお届けします。沖縄物産のお取り寄せや沖縄土産の通信販売なら「わしたショップオンライン」へ。