- 永山酒造 山猿 秘蔵酒 老猿 1975年 720ml
- 1975年、出雲杜氏の釜屋進が丹精込めて造り上げた吟醸酒を、酒質の良さと特性を生かし、永山酒造自慢の煉瓦蔵の奥深くで天然熟成させた黄金色の逸品です。数量限定でご紹介いたします。
40年以上の眠りから覚めた山猿「老猿」。
秘蔵酒独特の完熟の味わいをお楽しみください。
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- 秘蔵酒 老猿の開発秘話
- 1975年当時は、特級酒、1級酒、2級酒と日本酒級別制度で分類していた時代でした。
大吟醸は鑑評会用に製造し、主に特級酒として販売していたものの、山口県で特級酒は贈り物として数本が売れる程度で、後は1級酒とブレンドして1級酒審査を通りやすくするために使用していました。
その頃、月刊『酒』という雑誌の編集長をされていた、広島のご出身の佐々木久子氏が蔵を訪れ、「古酒」や「秘蔵酒」という売り方があり、永山酒造のあるこの地域(山口県山陽小野田市)の水質が貯蔵酒に向いていると助言がありました。
以後、貯蔵して美味しくなりそうな酒質の年を厳選して、秘蔵することなったのです。 -
- 30年間ホーロータンクの中で熟成させましたが、アルコール度数が自然に減少し16度になったため、密閉のよい青磁の器に詰め、壺内熟成させました。
かすにより、蓋の渕が汚れたり沈殿したりしている場合がありますが、品質の異常ではありません。
年代もののワイン同様にお考えください。 -
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- 味わい
- 秘蔵酒独特の完熟の味わいをお楽しみください。
チョコレートを連想させる甘い香りと、長期貯蔵による理想的な風味で、まろやかな味わいに仕上がっております。 -
- 容量 :720ml
原材料 :米・米麹・醸造アルコール
アルコール分:16.0度
原料米 :山田錦
精米歩合 :麹米50% 掛米50%
使用酵母 :協会9号酵母
杜氏名 :釜屋 進
杜氏出身地 :出雲(島根県)
- 永山酒造について
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- 1887年創業以来、一貫した品質重視の姿勢で、創業後もよりよい水と環境を求めて、現在地に本拠地を移すなど、頑固なまでの努力をしています。
伝統を重んじながらも、常に新しい食文化を創造し、これからも変わらぬ方向性で、『喜び』と『感動』を造り続ける酒蔵です。 -
- ”農業とともに生きる酒蔵”
- 「山猿」ブランドは、地元山口県大津郡三隅町の専業農家、酒米グループの方々が栽培した酒米を使用して2002年に誕生しました。
永山酒造では、お米を作る人、酒を造る人、販売の過程で接する人、最終的に呑んでいただく人まで、すべての人が幸せになれる。そのためにも地域の農業を基盤として、地域の自慢の種を創造し、地域社会の活性化に貢献できるような酒造りを行っています。 -
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飲酒は20歳になってから。飲酒運転は法律で禁じられています。
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妊娠中や授乳期の飲酒は、胎児・乳児の発育に悪影響を与えるおそれがあります。
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お酒は適量を。