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【100%突破しました!】
皆様の温かいご支援により目標金額の100%を突破いたしました。
残り約一週間ですが、200%目指して頑張りたいと思います。
ワイン界で初となるこのプロジェクトの発展・拡散の為、更に応援して頂けますと幸いです。
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ホオズキの甘美さを誰も知らない…
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- 私たちの農園はトマトとトマトジュースの生産が軸です。「デアルケ200%トマトジュース」はおかげさまでリピート購入してくださるお客様が多く、デアルケの主力商品に育ちました(今も数カ月待っていただく状況なのを申し訳なく感じています)。
ただ、いいことばかりではありません。ここ、紀北町は休耕地が目立ち、人口も減少の一途です。深刻な過疎化が、この町を襲っているのです。小さいけれど美しいこの町で、農園主である私が自らの仕事を通して貢献できることはないかと考えた末、食用ホオズキの生産を決断しました。
まず、トマトとホオズキは同じナス科の植物であり、これまでの栽培経験を生かせること。そして何より、その味わいです。
ホオズキ、召し上がったことはありますか。きっとご存じない方がほとんどではないかと思います。
完熟しきったホオズキは、すごいの一言です。甘美な香り、とろける食感で、私は一線級のメロンをも凌ぐのではないかと感じています。 -
イノシトールがたっぷりと
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- 日本ではホオズキを食べる習慣はさほどありませんね。でも、たとえばフランスでは、ケーキやサラダの飾り付けとして頻繁に目にすることができるようです。欧州では、ホオズキを口にする楽しさはすでに定着しているんですね。
ちなみに、イチゴの糖度は14度前後ですが、ホオズキは最高のものだと18度になるものもあり、これはメロンに匹敵する数字なんですよ。
そしてもうひとつ。脂肪肝や動脈硬化を予防したい人が注目するイノシトールを、ホオズキはたっぷりと含みます。今回改めて成分分析にかけたら176 mg/100gであり、これはトマトの4倍強、イチゴの2倍強です。
さらにここからです。私たちは、単に生のホオズキを販売するだけではなく、過去に類のない存在である「ホオズキワイン」を醸し、たくさんの人に楽しんでいただきたい、と考えました。ホオズキはワインに好適な素材ではないか、と思い立ったのです。 -
ホオズキそのものを発酵させる
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- 「ホオズキワイン」醸造への挑戦は手探り状態から始まっています。というのは、酒にホオズキを漬け込んだリキュールは存在するものの、ホオズキ自身を発酵させてワインにするという試みは、私たちが調べ尽くした限りでは、国内海外問わず、前例がありませんでした。
少なくとも、商業ベースに乗せようというワインとしては、業界初めての取り組みになるようです。
だから手探りになってしまうのですが……既存のワインがブドウを発酵させるのと同様に、私たちは、陶酔するほどに澄んだ甘みと香りを有するホオズキそのものを原料としてワインを造りたいと考えました。 -
サントリーワインインターナショナル、カタシモワイナリーも参戦
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- 私たちの思いに賛同してくれたのが、2つの会社でした。
まず、サントリーです。ホオズキをどうやればワインにできるのか、醸造法を編み出してくれました。ホオズキがワインに育つか、全く見当のつかない段階から、何度も何度も試作を重ねてくれました。
担当してくださったサントリーの方はおっしゃっていました。「誰も思ったことがない、作ったこともない。単純に面白いじゃないですか。やってみんと分からんもんは、やってみないとね」と。
そして今回、醸造を実際に担うのは、大阪で100年超の歴史を持つ老舗、西日本で最古のワイン蔵であるカタシモワイナリーです。ここの5代目はこう笑ってくれました。「最初は『本気?』と思った。うまくいくかどうか、めっちゃ怖い。でも、うちが醸造を受けんかったら、きっとよそは受けんだろう。だから、うちはやります」。
カタシモワイナリーでの仕込みには、サントリーの方もわざわざ足を運んでくれ、味を確認しながら、作業が進められました。 -
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黄金色をした、それは美しいワインが
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- 試作品は、それはもう綺麗な黄金色の液体でした。そして口に含む前から、華のある香りが昇りたってきました。
ひとつ。皆さんに僭越なお願いがあります。このホオズキワインをご購入いただくうえで、すみません、条件をつけさせてください。それは……。
「生の完熟ホオズキの味をご存知の方」に限って、ご購入いただきたいというお願いです。ホオズキの持ち味を存分に知っていただいてから、ワインを口に含んでくださればという、農家としての強い思いがあります。生のホオズキを召し上がっていただければ、なぜこのホオズキでワインを醸そうと考えるに至ったかをご理解いただけるのでは、と考えたのです。
とはいえ、「生のホオズキなんて、どこで買えばいいの」と困惑される方も多いかと思います。そこで、今回ご購入くださった方には、「生の完熟ホオズキ」も私たちからお送りします。ぜひ最初に、それを味わってみてください。 -
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唯一無二のホオズキワイン
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- 私、紀北町のデアルケを訪ねた折、真っ先に生のホオズキを試食してみました。いや、これは驚いた。涼やかな香りでありながら、口にすると官能的な甘みがじわじわと伝わってきます。しかも、ちょうどいい按配に完熟しきったホオズキというのは、なかなか手に入らない。いい勉強になりました。
トマトジュースの世界に旋風を巻き起こしているデアルケが、今度はホオズキワインに挑むという姿勢にも、共感するところ大です。
これまで存在していなかったものを作るというのは勇気が要ります。しかも、商品作物としてのホオズキは、現状、イチゴやメロンどころではない高単価。これは生産量が少ないこともあるのでしょう。ならば、と、一気に、高付加価値のワイン造りに着手しようというのは、よく理解できます。
デアルケの農園主である岩本さんは、紀北町の将来のために一肌脱ごうと考えたのですね。休耕地を荒れさせてはいけないし、いずれは地元の高齢者の方にもホオズキ栽培に携わってもらえるような仕組みを構築したい、と。 -
町を生かし、後進を育てる
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- このプロジェクトが進展すれば、紀北町でのホオズキ栽培は広がりを見せるでしょうし、そうなればホオズキの単価も程よく手頃になり、私たちがホオズキやホオズキワインを口にできる機会も増すことでしょう。過疎の町に一筋の光が差し込み、農業従事者の後進が育つ契機になるかもしれません。
今回の案件は、まさにその第一歩ということですね。私はつねづね「地域産品にの開発には必然性が問われる」と考えています。今回のプロジェクトでは、トマト栽培のスキルを活かせるホオズキを選び、さらにトマトジュースという6次産品の開発と販売で大きな成果を収めてきた経験もつぎ込めるという意味で、デアルケが着手する必然性がまさしくあると考えられます。 -
次はスパークリングワインにも期待
- 第1号商品である今回のワインがどうしても高価になるのは、まあ致し方ないところでしょうか。現時点では、ホオズキは相当に値が張るので。
でも、赤でも白でもロゼでもない、「金のワイン」、その最初の味を皆さんに体感していただきたいなあと願っています。 - 今回のクラウドファンディングで提供するのはスティルワイン(非発泡のワイン)ですが、実は密かにスパークリングのホオズキワインも仕込み始めた、と聞いています。この次は、それにも期待したいですね。美しい黄金色、清冽な香り、華のある味わいが泡とともに弾ける……お祝いのテーブルで注ぐのに、まさにぴったりの1杯になるのでは、と思うのです。
なにより、少なくとも商業ベースでは、海外を探しても、ホオズキを醸した(漬け込むのではなく)ワインというのは、まずないはずです。デアルケの気概と、それに力を貸したサントリーやカタシモワイナリーに敬意を表しながら、最初の1杯を喉に流し込みたい、と私自身、考えています。
販売チケットでは、品薄が続いて数カ月待ちの「デアルケ200%トマトジュース」とのセット版も特別に用意してもらいました。ぜひご検討ください。 -
◆ホオズキワインと、完熟ホオズキのセット :12,800円
- ホオズキワイン1本+ホオズキ250g
ギフト箱入り ◆ホオズキワイン2本:21,000円
- ※食用ほおずきを食べたことがある方のみ購入可能
ホオズキワイン2本 ◆デアルケコンプリートセット:18,000円
- ホオズキワイン1本+ホオズキ250g+トマトジュース+トマト800g
- <ワインについて>
・原材料:食用ほおずき(日本産) 酸化防止剤(亜硫酸塩)
・タイプ:無濾過にごり仕立て ゴールド
・産地:日本
・アルコール度数:12度
・内容量:720ml
・保存方法:常温(冷暗所にて保管下さい)
・特長:柑橘系のふくよかな香り。心地よい酸味。ほのかな苦味。中甘口。
<トマトジュースについて>
・原材料:トマト(三重県産) 塩
・容量:500ml
・賞味期限:製造後6ヶ月
・保存方法:常温(冷暗所にて保管下さい)
<トマト、ホオズキについて>
・お勧めの食べ方(ホオズキについて):そのままお召し上がりください
・賞味期限:4日以内が好ましい
※ホオズキやトマトは農産物ですので、天候や病害虫により生育不良の場合は当社品ではないもののお届けになる場合がございますが、何卒ご了承下さい -
未成年者の飲酒は法律で禁じられています。飲酒運転は法律で禁じられています。
妊娠中や授乳期の飲酒は、胎児・乳児の発育に悪影響を与えるおそれがあります。お酒は適量を。
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